自前の思想 : 時代と社会に応答するフィールドワーク
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自前の思想 : 時代と社会に応答するフィールドワーク
京都大学学術出版会, 2020.10
- タイトル読み
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ジマエ ノ シソウ : ジダイ ト シャカイ ニ オウトウ スル フィールドワーク
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注記
今、学問は科学は、社会と本当に向き合っているだろうか? 我々には、課題がある現場に身を置き、考え行動することが求められているのだ。フィールドワークの先人たちの仕事ぶりや技法、作法を学び、学問・科学の責務を問う。
参考文献あり
収録内容
- はじめに : 現場と社会のつなぎ方 / 清水展著
- 中村哲 : 字義通りのフィールド=ワーカー / 清水展著
- 波平恵美子 : 微笑み越しの覚悟と戦略 / 青木恵理子著
- 本多勝一 : 調査する側とされる側、観念的同一化と共感 / 伊藤泰信著
- 石牟礼道子 : 「決して往生できない魂魄」を知の合わせ鏡として刻む/ 飯嶋秀治著
- 鶴見良行 : うちなる壁の向こうへ : 知米派知識人の脱米入亜 / 赤嶺淳著
- 中根千枝 : 遠くから眺め、近寄って凝視し、比較して考える / 清水展著
- 梅棹忠夫 : 「二番煎じはくそくらえ、だ」 / 山本紀夫著
- 川喜田二郎 : 21世紀に届く 文明論的・生命論的応答 / 関根康正著
- 宮本常一 : ニヤッと笑って「いかがわしい奴っちゃのお」 / 香月洋一郎著
- 岡正雄 : 想外の挑戦 : 戦地の民俗政策と民俗研究所設立運動 / 清水昭俊著
- 自前の思想の「向こう側」へ : おわりに / 飯嶋秀治著
内容説明・目次
内容説明
我々には、課題がある現場に身を置き、そこから考え行動することが求められているのだ。社会に向きあう在り方を10人のフィールド=ワーカーから学べ。
目次
- はじめに—現場と社会のつなぎ方
- 1章 字義通りのフィールド=ワーカー 中村哲
- 2章 微笑み越しの覚悟と戦略 波平恵美子
- 3章 調査する側とされる側、観念的同一化と共感 本多勝一
- 4章 「決して往生できない魂魄」を知の合わせ鏡として刻む 石牟礼道子
- 5章 うちなる壁の向こうへ‐知米派知識人の「脱米入亜」 鶴見良行
- 6章 遠くから眺め、近寄って凝視し、比較して考える 中根千枝
- 7章 「二番煎じは、くそくらえ、だ」 梅棹忠夫
- 8章 21世紀に届く文明論的・生命論的応答 川喜田二郎
- 9章 ニヤッと笑って「いかがわしい奴っちゃのお」 宮本常一
- 10章 想外の挑戦‐戦地の民族政策と民族研究所設立運動 岡正雄
- 自前の思想の「向こう側」へ—おわりに
「BOOKデータベース」 より