石の肺 : 僕のアスベスト履歴書
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石の肺 : 僕のアスベスト履歴書
(岩波現代文庫, 文芸 ; 327)
岩波書店, 2020.10
- タイトル読み
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イシ ノ ハイ : ボク ノ アスベスト リレキショ
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注記
新潮社より2007年2月単行本, 2009年11月新潮文庫として刊行されたものを補訂
内容説明・目次
内容説明
著者を襲うアスベスト曝露による胸膜炎。喘息の大発作。止まらぬ咳、熱、重い疲労感。不安と鬱…。自身の電気工時代の体験を振り返り、被害の最前線を再び歩いた作家が、職人仲間の肉声を交えながら「静かな時限爆弾」と呼ばれるアスベスト禍の実態を明らかにする。苦しみ続ける被害者の訴えと、この国と社会の姿を記録した傑作ノンフィクション。
目次
- 序章 国の指導で吹き付けた
- 第1章 電気工になった日
- 第2章 二足の草鞋を履く
- 第3章 ヤバイ現場
- 第4章 むなしき除去工事
- 第5章 アスベストとはなにか
- 第6章 時限爆弾はいつか目覚める
- 第7章 何をいまさら
- 第8章 アスベスト禍の原点を訪ねて
- 第9章 どこにでもある不滅の物質
- 終章 親方との一夜
「BOOKデータベース」 より