生還 : 『食人』を冒した老船長の告白

書誌事項

生還 : 『食人』を冒した老船長の告白

合田一道著

柏艪舎, 2020.9 , 星雲社(発売)

タイトル別名

裂けた岬

食人を冒した老船長の告白

タイトル読み

セイカン : ショクジン オ オカシタ ロウセンチョウ ノ コクハク

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注記

『裂けた岬』(恒友出版 1994年刊)を改題改訂したもの

船長の軌跡: p272-276

参考文献: p284-285

内容説明・目次

内容説明

26年前に刊行され、ベストセラーとなった『裂けた岬』、待望の改訂版。第二次世界大戦中に徴兵され、徴用船の船長として物資の輸送任務に就いていた黒岩亀吉(仮名)は知床半島沖を航行中に嵐に合い、真冬の知床の小屋に部下のシゲとともに取り残される。飢えと寒さの極限状態の中、先に餓死したシゲの遺体を船長は口にする。シゲの肉で体力を回復した船長は、流氷の上を渡り、知床を脱出した。新聞記者であった著者が30年間におよぶインタビューを経て書き上げた、人間の業を問い掛けるノンフィクション。

目次

  • プロローグ
  • 約束
  • 戦雲
  • 遭難
  • 番屋
  • 食人
  • 煙り
  • 生存
  • 発覚
  • 裁判
  • 訃報
  • エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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