またいつか歩きたい町 : 私の町並み紀行
著者
書誌事項
またいつか歩きたい町 : 私の町並み紀行
(とんぼの本)
新潮社, 2020.10
- タイトル別名
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またいつか歩きたい町 : 私の町並み紀行
- タイトル読み
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マタ イツカ アルキタイ マチ : ワタシ ノ マチナミ キコウ
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内容説明・目次
内容説明
日本に古い町はごまんとあるけれど、古ければいい町というわけでもない。いきいきと暮らし働く住人がいて、訪れる旅人をその町らしいもてなしで迎えてくれる町。美しい町並みをみんなで守り、壊されそうな建物を再生させて活用したり、昔からの住人も若い移住者たちも、一緒に支え合っていたりする町。古い町に愛情を注ぎ、それを守り、そこに暮らす人たちとの交流を大切にしてきた著者が、そんなとびっきりの、「生きている」12の町を紹介。
目次
- 増田—秋田県横手市増田町—「たいした、たまげた」美しい内蔵。切妻造りの商家の奥に、とんでもない宝物があった!
- 気仙沼—宮城県気仙沼市風待ち地区—いろんな時代のいろんな建物があるのがいい。震災を乗り越えて甦る「風待ち」の港町へ
- 新潟—新潟県新潟市中央区古町など—砂丘の港町にはすごい文化遺産がいっぱい!小路をゆけば、花街がある、名料亭がある
- 城端—富山県南礪市城端—建築好きにはこたえられない。曳山巡行の古い町で居心地のいい庵の宿に泊まる
- 信濃追分—長野県北佐久郡軽井沢町追分—本やアートを愛する人の「文化磁場」。分去れの宿は夏の終わりか秋がいい
- 塩屋—兵庫県神戸市垂水区塩屋町—クラシックな洋館は生き残った!海と山に囲まれた風通しのいい町へ
- 尾道—広島県尾道市—風情ある坂の町はもっと元気になった。新しい尾道を歩いて、泊まって、味わう
- 石見銀山—島根県大田市大森町—ここは日本版アルベルゴ・ディフーゾ(離れた宿)。奇跡のように残ったいとおしい町並みに泊まる
- 内子—愛媛県喜多郡内子町—懐かしい町並みの原点がここに。見て、食べて、泊まるべき町宿、村宿がある幸せ
- 八女—福岡県八女市福島、黒木—江戸から昭和まで、時代の流れを楽しめる家並み。ここで味わうお茶はやっぱりおいしい
- 臼杵—大分県臼杵市—豊後水道の城下町の石畳をゆく。住人たちの心意気で守られてきた景観を楽しみながら
- 外海—長崎県長崎市外海—陸の孤島の集落に息づくド・ロ神父の明朗闊達な村づくり。百年前のオルガンの音も清々しい
- 対談 後藤治×森まゆみ—失くしたら戻らない。町の記憶を残すためにできること
「BOOKデータベース」 より