書誌事項

狐付きと狐落とし

中村禎里著

戎光祥出版, 2020.11

タイトル別名

狐の日本史

タイトル読み

キツネツキ ト キツネオトシ

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注記

「狐の日本史 近世・近代篇」(日本エディタースクール出版部 平成15年刊)の再刊

近世の日本人は稲荷に何を願い、期待したのか。狐の霊力や狐付き、狐信仰といった伝承が開発の進む都市や農村に受け入れられていく過程を、各地の稲荷社や伝承の地を訪ねて検証し、動物信仰の真相に迫る。

文献: p420-429

内容説明・目次

内容説明

霊力を持つキツネが人に取り付く。その目的や因縁、誰が、どのような方法でキツネを祓ったか—。さまざまな事件や現象・症例などを検証し、江戸から盛んに行われた、不思議かつ魅惑的な動物信仰の真相に迫る!

目次

  • 第1部 狐と寺社ところどころ(玉藻稲荷と女化稲荷;葛の葉稲荷;源九郎稲荷;長壁神社の狐;物ぐさ太郎と狐女房;狐と狸の僧侶たち)
  • 第2部 江戸の稲荷を読み解く(江戸の稲荷の起源と隆盛;江戸の“狐稲荷”;瘡病と狐と稲荷;火防と稲荷の御利益;下町の稲荷社が急増)
  • 第3部 “狐付き”と“狐落とし”(狐付きの型と仕組み;狐落としの方法;狐の細分類と意味範囲の拡張;謎だらけの「狐待ち筋」という家柄;「狐待ち筋」の成立と問題点;近世の狐付きについての学説)

「BOOKデータベース」 より

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