世界のひきこもり : 地下茎コスモポリタニズムの出現
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世界のひきこもり : 地下茎コスモポリタニズムの出現
寿郎社, 2020.10
- タイトル読み
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セカイ ノ ヒキコモリ : チカケイ コスモポリタニズム ノ シュツゲン
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注記
ひきこもりは社会に置いていかれたのか、社会を見限ったのか。ひきこもり歴35年、「世界ひきこもり機構」を創設した50代の著者が、インターネットで行なった海外のひきこもりやその支援者との対話をまとめる。
内容説明・目次
内容説明
各国の地中に広がる“ひきこもり”の豊穣な世界にようこそ!ひきこもり歴35年、「世界ひきこもり機構」(GHO)を創設した50代の著者がインターネットで海外のひきこもりやその支援者と対話。そこから見えてきたひきこもりの真実とは—
目次
- フランスのひきこもりギードの場合—ぼくは孤独が好きなんだ。パソコン、ベッド、安らぎがあれば十分さ。
- フランスのひきこもりテルリエンヌの場合—ひきこもりになんて、なりたくなかった。
- 中国のひきこもり
- アメリカの元ひきこもりショーン・Cの場合—“伝統的な男性性”をぼくに期待するパパは敵だと思った。
- アルゼンチンのひきこもりマルコ・アントニオの場合—いじめる側を擁護する学校なんてごめんだ。
- インドのひきこもり
- インドの元ひきこもりニティンの場合—私たちは自分自身になるために少し時間が必要なだけなのです。
- イタリアの社会心理学者マルコ・クレパルディとの対話—彼らを助けたい、いや、「ぼくら」を助けたいのです。
- 父との最後の電話
- パナマ共和国のひきこもりヨスーの場合—ぼくはゴミだ。カスだ。負け犬だ。このままでは死んでしまう。
- フランスのひきこもりアエルの場合—ひきこもりになってぼくはようやく自分を生き始めた。
- スウェーデンのひきこもり
- バングラデシュのひきこもりイッポの場合—ぼくは自分で自分を部屋に監禁するようになったのさ。
- フィリピンのひきこもりCJの場合—日本のひきこもりはなんて恵まれているんだ!
- カメルーンの元ひきこもりアルメル・エトゥンディの場合—解決や成功を得る場所は“社会”の中だけとは限らない。
- 北朝鮮のひきこもり
- フランスのひきこもりジョセフィーヌの場合—醜くて、軽蔑に値して、病的であるのは社会の方よ。
- 台湾の映画監督廬〓〓との対話—ひきこもりにとって理想的世界はどんなものですか。
「BOOKデータベース」 より