宗教文化は誰のものか : 大本弾圧事件と戦後日本

書誌事項

宗教文化は誰のものか : 大本弾圧事件と戦後日本

永岡崇著

名古屋大学出版会, 2020.10

タイトル別名

宗教文化は誰のものか : 大本弾圧事件と戦後日本

タイトル読み

シュウキョウ ブンカ ワ ダレ ノ モノ カ : オオモト ダンアツ ジケン ト センゴ ニホン

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注記

日本学術振興会より2020年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費「学術図書」20HP5012)の助成を受けたもの

註: p301-323

戦後大本関連年表: p324-329

図表一覧: 巻末p7

収録内容

  • 大本弾圧事件の戦後
  • 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」
  • 〈事件〉をめぐる対話
  • 宗教文化は誰のものか
  • "民衆"の原像
  • "民衆宗教"の物語の起源
  • 反倫理的協働の可能性
  • 批判的宗教文化への視角

内容説明・目次

内容説明

信仰の“内か外か”を越えて—最大の宗教弾圧事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。教団による平和運動を導くとともに、アカデミアにおける「民衆宗教」像の核ともなった「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示。

目次

  • 序章 大本弾圧事件の戦後
  • 第1章 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」—前進と捻じれの平和運動
  • 第2章 “事件”をめぐる対話
  • 第3章 宗教文化は誰のものか
  • 第4章 “民衆”の原像—出口榮二と安丸良夫
  • 第5章 “民衆宗教”の物語の起源—教祖をめぐる欲望の系譜学
  • 第6章 反倫理的協働の可能性—高橋和巳『邪宗門』を読む
  • 終章 批判的宗教文化への視角

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC03603598
  • ISBN
    • 9784815810054
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    名古屋
  • ページ数/冊数
    vi, 337, 7p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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