日中の「戦後」とは何であったか : 戦後処理、友好と離反、歴史の記憶

書誌事項

日中の「戦後」とは何であったか : 戦後処理、友好と離反、歴史の記憶

波多野澄雄, 中村元哉編著

中央公論新社, 2020.10

タイトル別名

日中の戦後とは何であったか : 戦後処理友好と離反歴史の記憶

タイトル読み

ニッチュウ ノ「センゴ」トワ ナンデ アッタカ : センゴ ショリ、ユウコウ ト リハン、レキシ ノ キオク

大学図書館所蔵 件 / 75

この図書・雑誌をさがす

注記

結びに「『日中戦争はなぜ起きたのか : 近代化をめぐる共鳴と衝突』(中央公論新社, 2018年) の続編」とあり

関連年表1945-92年 / 中村元哉, 小林義之作成: p395-406

文献あり

収録内容

  • 戦後日中関係と歴史問題 / 波多野澄雄 [執筆]
  • 戦後日中関係の展開と歴史認識 : 1945-92年 / 汪朝光 [執筆] ; 松村史穂訳
  • 戦後処理と国際秩序の再編 / 佐藤晋 [執筆]
  • 国民政府の対日戦後処理と東アジア国際秩序の再建 / 厳海建 [執筆] ; 鈴木航訳
  • 戦後日本人の中国観の形成と変化 : 1945-92年 / 馬場公彦 [執筆]
  • 戦後中国人の日本観の変遷 : 1945-92年 / 孫揚 [執筆] ; 泉谷陽子訳
  • 戦後日中間における「ヒト」の移動 : 移動の構図と認識の諸相 / 大澤武司 [執筆]
  • 戦後日本人の帰国問題 / 呉万虹 [執筆] ; 森巧訳
  • 戦争の歴史の記憶 / 水羽信男 [執筆]
  • 国家レベルの歴史観の変遷と抗日戦争に関する歴史記憶の構築 / 李寒梅 [執筆] ; 矢久保典良訳
  • 戦後から平和友好条約へ / 井上正也 [執筆]
  • 長期にわたって積み重ね、機をとらえて事を為す : 人民共和国の対日政策と日中関係の正常化 / 章百家 [執筆] ; 福士由紀訳
  • 「日中友好」時代の再検証 : 「72年体制」下の日中関係 / 杉浦康之 [執筆]
  • 歴史の回顧と啓示 : 日中関係の黄金期(1972-92年) / 張沱生 [執筆] ; 河合玲佳訳
  • 日本から見た戦後日中関係 : 敗戦から天皇訪中まで(1945-92年) / 添谷芳秀 [執筆]
  • 冷戦期中国の外交戦略と対日政策 : 1949-89年 / 王緝思, 帰泳濤 [執筆] ; 河野正訳

内容説明・目次

内容説明

「戦前・戦中」の何を放棄して、「戦後」をどのように積み上げたのか?両国有識者が新たな視点で日中の国家観、外交戦略、歴史認識を問い直す決定版。

目次

  • 序章 本書で明らかにすること
  • 第1章 戦後処理と国際秩序の再編
  • 第2章 戦後の中国観・日本観の形成と変化
  • 第3章 戦後の人の移動
  • 第4章 戦争の歴史の記憶
  • 第5章 戦後から国交正常化まで—1952‐72年
  • 第6章 日中関係黄金期—1972‐92年
  • 終章 総括—戦後日本の対中政策と中国の対日政策
  • 結び

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ