経済学の思考法 : 稀少性の経済から過剰性の経済へ
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書誌事項
経済学の思考法 : 稀少性の経済から過剰性の経済へ
(講談社学術文庫, [2635])
講談社, 2020.11
- タイトル別名
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経済学の犯罪
経済学の犯罪 : 稀少性の経済から過剰性の経済へ
- タイトル読み
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ケイザイガク ノ シコウホウ : キショウセイ ノ ケイザイ カラ カジョウセイ ノ ケイザイ エ
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注記
「経済学の犯罪」(講談社現代新書 2012年刊)の改題, 一部図版差し替え, 加筆修正したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞…。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する数々の困難を、徹底的に検証。アダム・スミスからリーマン・ショック、アベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。
目次
- 第1章 失われた二〇年—構造改革はなぜ失敗したのか
- 第2章 グローバル資本主義の危機—リーマン・ショックからEU危機へ
- 第3章 変容する資本主義—リスクを管理できない金融経済
- 第4章 「経済学」の犯罪—グローバル危機をもたらした市場中心主義
- 第5章 アダム・スミスを再考する—市場主義の源流にあるもの
- 第6章 「国力」をめぐる経済学の争い—金融グローバリズムをめぐって
- 第7章 ケインズ経済学の真の意味—「貨幣の経済学」へ向けて
- 第8章 「貨幣」という過剰なるもの—「稀少性の経済」から「過剰性の経済」へ
- 第9章 「脱成長主義」へ向けて—現代文明の転換の試み
「BOOKデータベース」 より