語りえぬものを語る
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語りえぬものを語る
(講談社学術文庫, [2637])
講談社, 2020.11
- タイトル読み
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カタリエヌ モノ オ カタル
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注記
原本: 講談社2011年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
たとえば「猫または掃除機」と翻訳できる「クリーニャー」という概念をもつ人たちがいたとする。私はそれを思考し語ることはできるが、理解できるだろうか—。語ることと語りえぬものを巡って、相対主義、論理空間と行為空間、私的言語と私的体験、知覚、自由などさまざまな話題に、豊かなアイディアできりこみ、「哲学的風景」を立ち上げる快著。
目次
- 猫は後悔するか
- 思考不可能なものは考えられないか
- 世の中に「絶対」は絶対ないのか
- 真理の相対主義は可能か
- 霊魂は(あるいは電子は)実在しうるのか
- 行く手に「第三のドグマ」が立ちはだかる
- ドグマなき相対主義へ
- 相対主義はなぜ語りえないのか
- 翻訳できないものは理解できないか
- 翻訳可能でも概念枠は異なりうる〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より