アーネスト・サトウと蔵書の行方 : 『増補浮世絵類考』の来歴 (プロヴィナンス) をめぐって

書誌事項

アーネスト・サトウと蔵書の行方 : 『増補浮世絵類考』の来歴 (プロヴィナンス) をめぐって

小山騰著

勉誠出版, 2020.11

タイトル別名

アーネストサトウと蔵書の行方 : 『増補浮世絵類考』の来歴をめぐって

増補浮世絵類考の来歴をめぐって

タイトル読み

アーネスト サトウ ト ゾウショ ノ ユクエ : ゾウホ ウキヨエ ルイコウ ノ プロヴィナンス オ メグッテ

大学図書館所蔵 件 / 96

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注記

アーネスト・サトウが収集したコレクションに含まれていた「増補浮世絵類考」。謎の浮世絵師「写楽」の考証にとって重要なこの資料は、どのような変遷をたどったのか。写本「浮世絵類考」にも言及しつつ、その謎を追う。

参考文献一覧: p429-440

内容説明・目次

内容説明

幕末・明治期、英国の外交官・日本研究者として活躍し、日本の古書収集家として傑出した人物であったアーネスト・サトウ。そのサトウが収集したコレクションの中に浮世絵の研究、特に謎の浮世絵師「写楽」の考証にとって重要な資料である『増補浮世絵類考』が含まれていた。作者の斎藤月岑の死後、サトウの所蔵をへて、ケンブリッジ大学図書館にたどり着くまでの期間、この本はどのような変遷をたどったのか。写本として受け継がれた『浮世絵類考』の全般にかかわる問題にも言及しつつ、その謎を追う。

目次

  • はしがき—本題の“まくら”として、まず剣客と写本の話
  • 序章
  • 第1章 『浮世絵類考』
  • 第2章 『増補浮世絵類考』を入手した事情をさぐる
  • 第3章 アーネスト・サトウの蔵書収集
  • 第4章 サトウの蔵書の行方と蔵書目録
  • 第5章 アンダーソンとサトウ
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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