ヘイトスピーチ攻防の現場
著者
書誌事項
ヘイトスピーチ攻防の現場
(日韓記者・市民セミナーブックレット, 2)
社会評論社, 2020.11
- タイトル別名
-
ヘイトスピーチ : 攻防の現場
- タイトル読み
-
ヘイト スピーチ コウボウ ノ ゲンバ
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注記
本標題は奥付による
収録内容
- 川崎市、差別根絶条例を生み出した市民力 / 石橋学著
- 韓国ヘイトの心理と対処法 / 香山リカ著
内容説明・目次
内容説明
私たちは今、多様性を認め合い尊重しようとする社会に生きている。その流れを押し戻し分断と対立をもたらそうとするヘイト。近年それが激しさを増し、手口も巧妙・多岐にわたる。この時に、川崎市で「差別のない人権尊重のまちづくり条例」が制定され、2020年7月1日に施行された。こののち、ヘイトスピーチは犯罪となり刑事罰が適用されることになった。被害当事者は「川崎の宝」「日本の宝」と条例に希望を託す。画期的と言えるその条例は、いかにして実現したのか?さまざまな形で行われるヘイトの実態と、それを行う者の心理・対処法についての講演報告をあわせて掲載。
目次
- 第1講 川崎市、差別根絶条例を生み出した市民力(石橋学 神奈川新聞記者)(ヘイトに対する刑事罰適用条例が施行;なぜ川崎市で実現できたか;被害当事者の訴えと体を張る市民の行動;動き出した刑事罰適用条例;施行後も続くヘイトとのたたかい;朝鮮学校差別は「公」によるヘイトスピーチ)
- 第2講 韓国ヘイトの心理と対処法(香山リカ 精神科医)(なぜ関心を持ち声を上げるか;こうした事態はなぜ起きる?;ネット世界の危険な特性;やっぱりゼロ・トレランス ヘイト対処の原則;忘れてはならない、この瞬間にも生まれる被害者)
- 資料
「BOOKデータベース」 より