日本人にとって干支とは何か : 東洋の科学「十干・十二支」の謎を解く

書誌事項

日本人にとって干支とは何か : 東洋の科学「十干・十二支」の謎を解く

武光誠著

(KAWADE夢新書, S415)

河出書房新社, 2020.11

タイトル読み

ニホンジン ニ トッテ エト トワ ナニカ : トウヨウ ノ カガク ジッカン ジュウニシ ノ ナゾ オ トク

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内容説明・目次

内容説明

十干十二支=干支(えと)を、一定期間の「時間の性質」や「方位の吉凶」を知る目安とした古代中国。では、なぜ日本では「その年の十二支の縁起物を飾ると招福になる」「戌=犬を大事にすれば将軍の継嗣が生まれる」などの俗信・行為まで生まれたのか。干支にまつわる言説の“根拠”を解き明かす!

目次

  • 序章 干支と12動物について私たちは何も知らない
  • 第1章 十干も十二支も「陰陽五行説」が基本—そもそも干支とは何か、なぜ「60」で一巡りなのか
  • 第2章 独特の動物観が見えてくる—古代の中国人は、どのように十二支の動物を選んだか
  • 第3章 中国にない行事、風習ができたわけ—渡来した十二支は、日本の動物信仰といかに交ざったか
  • 第4章 寺社の勢力拡大と動物の神格化—神や仏と結びつく中で十二支信仰は生まれた
  • 第5章 柔軟に姿を変え、占いとして定着—十二支の受容と広まりを日本史からたどる
  • 終章 十二支から日本文化を読み解く

「BOOKデータベース」 より

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