禍いの科学 : 正義が愚行に変わるとき
著者
書誌事項
禍いの科学 : 正義が愚行に変わるとき
(ナショナルジオグラフィック)
日経ナショナルジオグラフィック社 , 日経BPマーケティング (発売), 2020.11
- タイトル別名
-
Pandora's lab : seven stories of science gone wrong
- タイトル読み
-
ワザワイ ノ カガク : セイギ ガ グコウ ニ カワル トキ
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注記
日本語版監修: 大沢基保
主要参考文献: p279-305
内容説明・目次
内容説明
科学の革新は常に進歩を意味するわけではない。パンドラが伝説の箱を開けたときに放たれた凶悪な禍いのように、時に致命的な害悪をもたらすこともあるのだ。科学者であり医師でもある著者ポール・オフィットは、人類に破滅的な禍いをもたらした7つの発明について語る。私たちの社会が将来このような過ちを避けるためには、どうすればよいか。これらの物語から教訓を導き出し、今日注目を集めている健康問題(ワクチン接種、電子タバコ、がん検診プログラム、遺伝子組み換え作物)についての主張を検証し、科学が人間の健康と進歩に本当に貢献するための視点を提示する。
目次
- 第1章 神の薬アヘン
- 第2章 マーガリンの大誤算
- 第3章 化学肥料から始まった悲劇
- 第4章 人権を蹂躙した優生学
- 第5章 心を壊すロボトミー手術
- 第6章 『沈黙の春』の功罪
- 第7章 ノーベル賞受賞者の蹉跌
- 第8章 過去に学ぶ教訓
「BOOKデータベース」 より