女は不死である : ラカンと女たちの反哲学

書誌事項

女は不死である : ラカンと女たちの反哲学

立木康介著

河出書房新社, 2020.11

タイトル別名

La femme est immortelle : antiphilosophie de Jacques Lacan aux côtés de celles qui sont pas-toutes

女は不死である : ラカンと女たちの反哲学

タイトル読み

オンナ ワ フシ デ アル : ラカン ト オンナ タチ ノ ハンテツガク

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注記

『三田文學』第126号(2016.7)-第137号(2019.4)連載を加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書!

目次

  • 1 総論—女のエディプスから女なるものの享楽へ((精神分析的に)女性的なるもののほうへ;「男と女とに神は彼らを創り給うた」;女=ファルス;ファルスがある/性関係はない;女なるものとその享楽)
  • 2 各論—ラカンと女たち(オフィーリア—幻想の構造と対象への関係;マリー・ボナパルト—盗まれ…買い戻された手紙;肉屋の美人細君—ヒステリーの「満たされぬ欲望をもつ欲望」;マルグリット・デュラス—ラカンの教えを、ラカン抜きに…;アビラのテレサ—女の享楽とはなにか?;カトリーヌ・ミーヨ—「女たちの神」のほうへ)

「BOOKデータベース」 より

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