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寺山修司の写真

堀江秀史著

青土社, 2020.11

タイトル読み

テラヤマ シュウジ ノ シャシン

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注記

年譜: p322-327

内容説明・目次

内容説明

寺山修司にとって“写真”とは何か。既成の芸術ジャンルに囚われることなく活動した寺山にとって、特別な意味をもっていた写真。現実なのか幻想なのか?東松照明、中平卓馬、森山大道、篠山紀信、荒木経惟らとの交流を辿りながら、寺山にとっての「撮る」ことの意味を問う。

目次

  • 寺山写真研究の現在
  • 第1部 寺山修司と写真—一九六〇年代日本写真の伴走者(写真における“ダイアローグ”—時評「カメラによって“何を燃やす”」(一九六七年);一九六〇年代写真界との理念の共有;開かれた書物—単行本『街に戦場あり』(一九六八年)の違和感;森山大道との緩やかな別れ—写真ジャンル論と方法の重複;中平卓馬との理念的決別—写真家と被写体の関係を巡って;「無言劇」の示したもの)
  • 第2部 寺山修司の写真—半写真家の仕事(寺山写真の行方;さらなる境地へ—仮想敵としての篠山紀信;嘘と“ダイアローグ”—写真集『犬神家の人々』(一九七五年)を読む)
  • 再び、「街に戦場あり」の三人について

「BOOKデータベース」 より

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