シェイクスピアのファースト・フォリオ : 偶像となった書物の誕生と遍歴
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書誌事項
シェイクスピアのファースト・フォリオ : 偶像となった書物の誕生と遍歴
水声社, 2020.11
- タイトル別名
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The first folio of Shakespeare
シェイクスピアのファーストフォリオ
- タイトル読み
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シェイクスピア ノ ファースト フォリオ : グウゾウ ト ナッタ ショモツ ノ タンジョウ ト ヘンレキ
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注記
監訳: 五十嵐博久
シェイクスピアの没後に刊行され、その作品群を後世に継承する礎となった、通称「ファースト・フォリオ」。この聖像的な書物の誕生と遍歴を探った、書物が主人公の異色のドキュメンタリー。英和対照項目表等も掲載。
内容説明・目次
内容説明
シェイクスピアの没後しばらくして刊行され、その作品群を後世に継承する礎となった、通称「ファースト・フォリオ」。今や天文学的な金額で取り引きされるこの聖像的な書物は、なぜ、またいかにして成立したのか?17世紀ロンドンの印刷工程の紹介にはじまり、書物のディテールから見えてくる印刷所や植字工たちのありさま、製本工程で書籍中に置き忘れられた物品のあれこれ、さらには愛書家たちの攻防までをも追いかける、書物が主人公の異色ドキュメンタリー。
目次
- 出版業者、役者、そして計画
- 目の見えない印刷業者とその息子
- フォリオの印刷工程はいかにして再現されたのか
- 一六二二年から一六二三年にかけてジャガードが印刷した本
- 事前広告
- 本のつくり
- 植字工と単語の綴り
- B植字工の重要性
- 一〇代の年季者
- ページの組まれた順序〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より