海のロシア史 : ユーラシア帝国の海運と世界経済

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海のロシア史 : ユーラシア帝国の海運と世界経済

左近幸村著

名古屋大学出版会, 2020.12

タイトル読み

ウミ ノ ロシアシ : ユーラシア テイコク ノ カイウン ト セカイ ケイザイ

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注記

図表一覧: 巻末p7-8

参考文献: 巻末p9-24

収録内容

  • ロシア帝国と近代世界
  • 帝政期ロシア極東の農業と移民
  • 無関税港制に見るロシア極東の変容
  • 茶が結んだロシアとアジア
  • アムール川とスンガリ川をめぐる露中関係
  • 一九世紀のロシア義勇艦隊
  • セルゲイ・ヴィッテの海運政策
  • 商船化への道
  • ロシア東亜汽船と義勇艦隊の競争
  • 北方汽船の模索
  • ロシア商船とオデッサ
  • スエズ運河の通航料問題
  • 海から見たロシア帝国

内容説明・目次

内容説明

第一次グローバリゼーションのもと、東アジアの海とヨーロッパの海を結んだ長距離航路と、義勇艦隊が果たした役割とは。政治と経済が混然一体となった海洋戦略により、極東を含む帝国の辺境を統合、国際的経済闘争への参入を試みる姿をとらえ、ロシア史をグローバルヒストリーに位置づける。

目次

  • ロシア帝国と近代世界
  • 第1部 地域—ロシア極東の近代(帝政期ロシア極東の農業と移民;無関税港制に見るロシア極東の変容;茶が結んだロシアとアジア;アムール川とスンガリ川をめぐる露中関係)
  • 第2部 国家—ロシア義勇艦隊史(一九世紀のロシア義勇艦隊—就航とその後の模索;セルゲイ・ヴィッテの海運政策;商船化への道—日露戦争後の義勇艦隊)
  • 第3部 世界経済—ロシア海運の発展(ロシア東亜汽船と義勇艦隊の競争—帝国の西と東;北方汽船の模索;ロシア商船とオデッサ;スエズ運河の通航料問題)
  • 海から見たロシア帝国

「BOOKデータベース」 より

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