不思議な島旅 : 千年残したい日本の離島の風景

書誌事項

不思議な島旅 : 千年残したい日本の離島の風景

清水浩史著

(朝日新書, 797)

朝日新聞出版, 2020.12

タイトル別名

不思議な島旅 : 千年残したい日本の離島の風景

タイトル読み

フシギナ シマタビ : センネン ノコシタイ ニホン ノ リトウ ノ フウケイ

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注記

1000年後、僕もあなたも消えてるけれど、島たちはどうだろう-。現代社会を不器用に生きる著者が日本全国の離島をたずね、利他的精神、死者とともに生きる知恵など、失われた幸せの原風景を発見する。

参考文献: p216-220

内容説明・目次

内容説明

日本には7000近い島がある。小さな島は大人の学校だ。消えゆく風習、失われた暮らし、最後の一人となった島民の思い—。現代社会を不器用に生きる著者が日本全国の離島をたずね、利他的精神、死者とともに生きる知恵など、失われた幸せの原風景を発見する。

目次

  • 序章 離島の人口が減ってゆく(離島の人口推移;なぜ島の人口は減っていくのか ほか)
  • 第1章 人—有人島と無人島のあいだ(島の灯を消さない—人口ひとりの島 黒島(長崎県五島市富江町)・六島(長崎県北松浦郡小値賀町);島の歴史を消さない—最後のひとりでも島に暮らしつづける 前島(沖縄県島尻郡渡嘉敷村) ほか)
  • 第2章 風習—今も息づくもの(自分の子どものことだけを考えない—他家の子どもを我が子が育てる「守姉」風習 多良間島(沖縄県宮古郡多良間村);幸せは満腹に宿る—てんこ盛りで人をもてなす「小値賀盛り」 斑島(長崎県北松浦郡小値賀町) ほか)
  • 第3章 歳月—失われゆくもの(消えない記憶とともに生きる—北方領土・歯舞群島で暮らした遠い日々 多楽島(北海道根室市);震災後の変わりゆく風景—海が見える幸せ、海が見えない哀しみ オランダ島(岩手県下閉伊郡山田町) ほか)
  • 終章 万物との対話(島への視座;鹿と無人島 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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