アフェクトゥス (情動) : 生の外側に触れる

書誌事項

アフェクトゥス (情動) : 生の外側に触れる

西井凉子, 箭内匡編

京都大学学術出版会, 2020.12

タイトル別名

Affectus

アフェクトゥス : 生の外側に触れる

情動(アフェクトゥス) : 生の外側に触れる

タイトル読み

アフェクトゥス ジョウドウ : セイ ノ ソトガワ ニ フレル

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注記

存在とは、アフェクト(影響・作用)されることの中で生まれ、そして消えていく。世界の見方の根本的な転倒によって現れる現実を、人類学や認知心理学、芸術など多様な領域における先端的な考察・実践と重ね合わせながら示す。

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

我々は「すでに在る」のではない。人も動植物もモノ…も、影響・作用され、影響・作用することの中で、存在し続けることが出来るのだ—。世界の見方の根本的な転倒によって現れる現実を示そうとする、人類学、哲学、生命科学そしてアートの共振。

目次

  • 書き割りの身をうぐいす、無限小の幸福
  • 第1部 アフェクトゥス論の射程(スピノザと「植物人類学」—アフェクトゥス概念の人類学的一展開;熱帯雨林との感受—共振とうなり ほか)
  • 第2部 アフェクトゥスと潜在性—生・死・影(弔いとしての家—情動・モノ・死者;悪夢を感受し、「夢達」を甘受する—スーダン東南部における影の共同体 ほか)
  • 第3部 アフェクトゥスと社会性—表層・リズム・パターン(皮膚的建築—情動の場としてのルーマニアのロマの家屋と音楽;境界、動作、リズム—ビャンス及び周辺地域の「太鼓演奏」の諸相 ほか)
  • 第4部 アフェクトゥス論の発展(テクノロジーと情動—現代将棋における機械と人間;回想の表情/姿勢とその揺らぎ—供述聴取のテクノロジーをめぐって ほか)
  • アフェクトゥスとは何か?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC04567591
  • ISBN
    • 9784814003082
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vii, 447p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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