書誌事項

城の政治戦略

大石泰史著

(角川選書, 646)

KADOKAWA, 2020.12

タイトル読み

シロ ノ セイジ センリャク

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注記

参考文献: p229-236

内容説明・目次

内容説明

戦国時代の城は、戦闘だけでなく、政治や経済の中心としても活用されていた。今川氏の4つの城館「駿河府中今川館」「興国寺城」「高天神城」「吉田城」を取り上げ、当時の地理的条件、政治情勢、物流のルートなどから検証する。見えてきたのは、これまで明らかにされることのなかった、領国安定のための戦略だった。最新の考古学の成果も踏まえつつ、文献史学の立場から、城郭研究に挑み、大名による領国支配の新たな視点を拓く。

目次

  • 第1章 城の『報告書』とは何か
  • 第2章 経済的拠点から始まった政治の館—駿河府中今川館(室町期今川氏の疑問;今川氏入国以前の府中;今川館について)
  • 第3章 今川・武田・北条同盟締結の「場」—興国寺城(興国寺城とは;大規模改築と駿甲相三国同盟;興国寺城に入った人々)
  • 第4章 水運拠点としての城—高天神城(高天神城とは;高天神城の領主;地域との連携)
  • 第5章 国衆の居城に始まる東三河の中心地—吉田城(吉田城と今橋城;牧野氏と今川氏の被官層;吉田城下の武家;吉田城と牛久保城)

「BOOKデータベース」 より

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