書誌事項

台湾における「日本」認識 : 宗主国位相の発現・転回・再検証

三尾裕子編

風響社, 2020.10

タイトル別名

台湾における日本認識 : 宗主国位相の発現転回再検証

タイトル読み

タイワン ニオケル「ニホン」ニンシキ : ソウシュコク イソウ ノ ハツゲン・テンカイ・サイケンショウ

大学図書館所蔵 件 / 60

この図書・雑誌をさがす

注記

『アジア・アフリカ言語文化研究』71号 (2006年刊) に掲載の特集「台湾における日本認識」を出版したもの

文献あり

収録内容

  • 台湾の歴史の語り方 / 上水流久彦 [執筆]
  • 台湾東部における漁撈技術と「日本」 : 近海カジキ突棒漁の盛衰のなかで / 西村一之 [執筆]
  • 佛光山からみる、台湾仏教と日本との関係 / 五十嵐真子 [執筆]
  • 真宗大谷派による台湾布教の変遷 : 植民地統治開始直後から台北別院の成立までの時期を中心に / 松金公正 [執筆]
  • 植民地下の「グレーゾーン」における「異質化の語り」の可能性 : 『民俗台湾』を例に / 三尾裕子 [執筆]
  • 宗主国の人間による植民地の風俗記録 : 佐倉孫三著『臺風雑記』の検討 / 林美容 [執筆] ; 上水流久彦訳
  • 台湾における「日本文化論」に見られる対日観 / 黄智慧 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

台湾人の瞳に映ってきた「日本(人)」像を総括。50年に及ぶ植民地経験がもたらしたものは何か。戦後60年の歳月の中で様々に語られてきた「他者像としての日本」とその「支配」。本書は、2005年の国際ワークショップにおいて、多様な事例をもとに報告された、アジアにおける日本の「実像」である。

目次

  • 特集「台湾における日本認識」序
  • 台湾の歴史の語り方
  • 台湾東部における漁撈技術と「日本」—近海カジキ突棒漁の盛衰のなかで
  • 佛光山からみる、台湾仏教と日本との関係
  • 真宗大谷派による台湾布教の変遷—植民地統治開始直後から台北別院の成立までの時期を中心に
  • 植民地下の「グレーゾーン」における「異質化の語り」の可能性—『民俗台湾』を例に
  • 宗主国の人間による植民地の風俗記録—佐倉孫三著『臺風雑記』の検討
  • 台湾における「日本文化論」に見られる対日観

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ