ケアメディア論 : 孤立化した時代を「つなぐ」志向

書誌事項

ケアメディア論 : 孤立化した時代を「つなぐ」志向

引地達也著

ラグーナ出版, 2020.12

タイトル別名

ケアメディア論 : 孤立化した時代をつなぐ志向

タイトル読み

ケア メディアロン : コリツカ シタ ジダイ オ「ツナグ」シコウ

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注記

参考文献: p234-248

参考資料: p249

内容説明・目次

内容説明

だれもが情報発信できる時代の倫理とは?自殺や災害報道、病名告知の現場で、情報をいかに伝えるべきか?ジャーナリズムと福祉の現場を経験した著者が、「伝えること」の歴史性を明らかにし、「ケア」という概念から、ソーシャルメディア時代における新たなつながりのかたちを提唱する。

目次

  • 第1章 広範なケアを必要とする社会背景(自殺者約3万人とその対策;精神科の患者約419万人の動向;精神保健と社会環境;精神保健とメディアとのかかわり)
  • 第2章 ケアとは何か(定義と歴史;日本における「ケア」の広がり;障害者ケアへの視点)
  • 第3章 メディア・ジャーナリズムの視点からケアを考える(ジャーナリズムとしてのメディア;ジャーナリズムの基本;パブリック・ジャーナリズムとシビック・ジャーナリズム;ケアメディアを導くケアジャーナリズム;私たちのあしあと)
  • 第4章 ケアメディアの条件(環境—ソーシャルメディアのメインストリーム化;倫理感—社会形成の本質として;ポイント—当事者意識;権力監視)
  • 第5章 ケアメディアを支えるもの(オープンダイアローグ—モノローグからオープンへ;対話を補助する機能としてのメディア;劇場型に対して市民オペラ型のメディア)

「BOOKデータベース」 より

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