崇高の分析論 : カント『判断力批判』についての講義録

Bibliographic Information

崇高の分析論 : カント『判断力批判』についての講義録

ジャン=フランソワ・リオタール [著] ; 星野太訳

(叢書・ウニベルシタス, 1125)

法政大学出版局, 2020.12

Other Title

Leçons sur l'analytique du sublime : Kant, Critique de la faculté de juger, §23-29

崇高の分析論 : カント判断力批判についての講義録

Title Transcription

スウコウ ノ ブンセキロン : カント 『ハンダンリョク ヒハン』 ニ ツイテ ノ コウギロク

Note

原著(Klincksieck, 2015)の全訳

原タイトル: Leçons sur l'analytique du sublime

哲学史上、美と崇高の主題をめぐる記念碑的なテクストとなったカントの「判断力批判」。晩年の著者が、難解で知られる「崇高の分析論」の諸節に焦点をあて、三批判書とともに徹底読解した講義録。

Description and Table of Contents

Description

哲学史上、美と崇高の主題をめぐる記念碑的なテクストとなった『判断力批判』。理性・悟性・構想力、趣味と合目的性、快と不快、美感的なものと共通感覚などの近代的概念は、超越論的反省のなかで道徳や倫理といかなる関係を結んだのか。晩年のリオタールが、難解で知られる「崇高の分析論」の諸節に焦点をあて、三批判書とともに徹底読解したスリリングな講義録。

Table of Contents

  • 第1章 美感的反省
  • 第2章 崇高と趣味の比較
  • 第3章 崇高のカテゴリー的検証
  • 第4章 数学的総合としての崇高
  • 第5章 力学的総合としての崇高
  • 第6章 異質性の複数のしるし
  • 第7章 美と崇高における美感的なものと倫理的なもの
  • 第8章 趣味の伝達
  • 第9章 崇高な感情の伝達

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