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西田幾多郎

田中久文著

作品社, 2020.12

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ニシダ キタロウ

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注記

第1作「善の研究」から晩年の論考まで、西田幾多郎のテクストを読み解き、著作の成立事情や西洋思想からの影響関係、独特な用語の使用の変遷などを丁寧に検証。西田幾多郎の思想の全貌とその奥底の哲理を明らかにする。

西田幾多郎年譜: p492-497

内容説明・目次

内容説明

これまで九鬼周造や和辻哲郎、丸山眞男などの日本思想研究で高い評価を得てきた著者が、第一作『善の研究』から晩年の論考にいたるまで、西田のテクストのなかに潜り込み、著作の成立事情や、西洋思想からの影響関係、独特な用語の使用の変遷などを丁寧に検証して、その思想の全貌を明らかにする。西田幾多郎研究/近代日本哲学研究の必携ガイドにして、従来の西田幾多郎研究を真正面から再統合する西田哲学の決定版!

目次

  • 第1章 哲学の始まりとしての「純粋経験」—『善の研究』
  • 第2章 「自覚」から「絶対自由意志」へ—『自覚に於ける直観と反省』
  • 第3章 「無の場所」の哲学—『働くものから見るものへ』
  • 第4章 「一般者」の重層的構造—『一般者の自覚的体系』
  • 第5章 「裏」から「表」へ—『無の自覚的限定』
  • 第6章 「弁証法的一般者」としての世界—『哲学の根本問題』(正・続)
  • 第7章 歴史的世界の構造—『学論文集第一』
  • 第8章 歴史的生命の世界—『哲学論文集第二』
  • 第9章 「絶対矛盾的自己同一」の世界—『哲学論文集第三』

「BOOKデータベース」 より

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