書誌事項

前衛美術と「古典」

松井裕美, 木俣元一編

(古典主義再考, 2)

中央公論美術出版, 2021.1

タイトル別名

Avant-garde art and classicism

人類文化遺産テクスト学研究シリーズ

前衛美術と古典

タイトル読み

ゼンエイ ビジュツ ト コテン

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注記

本書は名古屋大学大学院人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センターの「人類文化遺産テクスト学研究シリーズ」第2巻として刊行された (あとがきによる)

索引: p293-312

内容説明・目次

内容説明

「古典」と「前衛」の相克。芸術史と文学史の交差する視座から、20世紀の古典主義における多面性や矛盾、亀裂について考究し、これまで当たり前とされてきた歴史認識について問い直す8篇の論考。

目次

  • 第1部 モダニズムと“古典主義”(バック・トゥ・ザ・フューチャー?—前衛、古典主義と“後衛”の概念;前衛と古典主義回帰—モデルニテのパラドックス?;前衛/古典主義/プリミティヴィズム—両大戦間期の美術の問題系をめぐって;文化相対主義の時代におけるローカルなモダニズムとしての古典の所在—ポール・モラン『ルイスとイレーヌ』(一九二四年)を読む)
  • 第2部 起源の創出と〓神(カルロ・カッラとイタリアにおける秩序回帰の始まり;水瓶とカスタネット—ピカビアのアングル贋作をめぐって;シュルレアリスムと古典主義;両大戦間期のフランス芸術における「伝統」と「危機」—ヴァルデマール・ジュルジュの批評の変遷)

「BOOKデータベース」 より

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