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多和田葉子の「演劇」を読む : 切り拓かれる未踏の地平

谷川道子, 谷口幸代編 ; 多和田葉子 [ほか著]

論創社, 2021.1

タイトル読み

タワダ ヨウコ ノ 「エンゲキ」 オ ヨム : キリヒラカレル ミトウ ノ チヘイ

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注記

その他の著者: 渋革まろん, 川口智子, 高瀬アキ, 松永美穂, 小松原由理, 小山ゆうな, 山口裕之

収録内容

  • 多和田葉子、〈世界劇場〉という未踏の地平へ / 谷川道子著
  • 観〈光〉客はいかにして場違いなOに犯されるか / 渋革まろん著
  • 漂流する演劇 / 川口智子著
  • 多和田葉子の戯曲『動物たちのバベル』を読む / 谷口幸代著
  • カキタイカラダ / 川口智子著
  • 劇団らせん舘に多和田葉子の〈演劇〉を聞く / 劇団らせん舘述 ; 谷口幸代聞き手
  • 多声社会としての舞台 / 多和田葉子著
  • レシタティーヴ / 高瀬アキ著
  • 早稲田大学における多和田葉子&高瀬アキワークショップの歩み / 松永美穂著
  • オルフォイスあるいはイザナギ / 多和田葉子作 ; 小松原由理訳
  • 翻訳者の言葉 / 小松原由理著
  • 演出者の言葉 / 小山ゆうな著
  • あしのゆびはアルファベット / 多和田葉子作 ; 山口裕之訳
  • 翻訳者の言葉 / 山口裕之著

内容説明・目次

内容説明

多和田演劇ワールドの魅力を、実践家と研究者10名が連携し、劇評、演出ノート、作品論、ドキュメント、エッセイ、多和田戯曲の翻訳などで浮き彫りにする。コロナ禍の2020年に思索・執筆された各稿は、閉塞する状況を解き放つ“演劇”そのものの可能性を指し示す。

目次

  • 序 多和田葉子、“世界劇場”という未踏の地平へ
  • 第1部 多和田文学の舞台化をめぐるパノラマ(“劇評”観(光)客はいかにして場違いな0に犯されるか—したための『文字移植』を/から再読する;“演出ノート”漂流する演劇—『動物たちのバベル』創作ドキュメント;“作品論”多和田葉子の戯曲『動物たちのバベル』を読む;“演出ノート”カキタイカラダ—『夜ヒカル鶴の仮面』上演をめぐる断章;“インタビュー”劇団らせん舘に多和田葉子の“演劇”を聞く)
  • 第2部 多和田“演劇”の謎を解く—言葉・声・音楽(“エッセイ”多声社会としての舞台;“エッセイ”レシタティーヴ;“ドキュメント”早稲田大学における多和田葉子&高瀬アキワークショップの歩み)
  • 第3部 多和田戯曲の翻訳と舞台化への模索(東西神話の混交;児童劇の試み)

「BOOKデータベース」 より

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