〈名奉行〉の力量 : 江戸世相史話
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書誌事項
〈名奉行〉の力量 : 江戸世相史話
(講談社学術文庫, [2643])
講談社, 2021.1
- タイトル別名
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大江戸世相夜話 : 奉行、髪結い、高利貸し
名奉行の力量
- タイトル読み
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〈メイブギョウ〉ノ リキリョウ : エド セソウ シワ
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注記
「大江戸世相夜話 : 奉行、髪結い、高利貸し」(中央公論新社, 2003年刊)の改題
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 遠山金四郎の入墨
- 遠山金四郎父子
- 江戸の受験参考書
- 〈名奉行〉の力量
- 官職名の由来
- 銭形平次と目明
- 親の歳を間違える金四郎
- 将軍吉宗の肉声
- 遊芸を許す田沼意次
- お代官様 : 悪の代名詞
- 秘薬「熊胆」の値段
- 「謙譲の美徳」の裏側
- 二十二時間・二十三日間・三年間
- 白いカラスは吉兆か
- 殿と様はどちらが偉いか
- 大御所の犯罪
- 無尽
- 談合体質の根深さ
- 拾った金は誰のものか
- 象をめぐる暗闘
- 国民の生命の重み
- 女房を借金のカタに置いても
- 便利すぎて困る
- 女髪結い繁盛記
- 江戸の贈答事情
- 江戸の高利貸し
- 江戸の女性と証文の怖さ
- 地獄の沙汰も金次第
- 読み書き算盤
- 放蕩息子の矯正
- 「うろたえる」老人たち
- 天明七年のポスター
- 上流女性をどう呼ぶか
内容説明・目次
内容説明
与力が語った意外な「名奉行」の力量とは何か。悪代官どころか、領民から慕われる名代官が続出した時代を生んだ有名な改革とは?家臣に気さくに詫びる将軍吉宗の肉声から年利一二〇〇パーセントの超高金利金融の実態まで、長年研究を重ねてきた第一人者が知られざる江戸社会のリアルを描く。読めばもっと江戸が好きになる、珠玉の掌編の数々!
目次
- 遠山金四郎の入墨(遠山金四郎の入墨;遠山金四郎父子 ほか)
- お代官様—悪の代名詞(将軍吉宗の肉声;遊芸を許す田沼意次 ほか)
- 大御所の犯罪(大御所の犯罪;無尽 ほか)
- 女髪結い繁盛記(便利すぎて困る;女髪結い繁盛記 ほか)
- 放蕩息子の矯正(読み書き算盤;放蕩息子の矯正 ほか)
「BOOKデータベース」 より