書誌事項

リーディング・クライン

マーガレット・ラスティン, マイケル・ラスティン著

金剛出版, 2021.1

タイトル別名

Reading Klein

リーディングクライン

タイトル読み

リーディング クライン

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注記

原タイトル: Reading Klein

監訳者: 松木邦裕, 武藤誠, 北村婦美

推奨文献: p311-312

メラニー・クラインの著作: p313-316

文献: p317-324

索引: p325-332

内容説明・目次

内容説明

精神分析においてクラインの名前を聞いたことがない人はいないだろう。本書は、クライン精神分析を歴史から今日的発展までを含め、豊饒な業績だけでなく、社会の動向や他学問領域との関連とも併せて紹介していく。全体は2部構成となっており、Part1では時系列に沿ってクラインの臨床的な発展を解説する。Part2ではクラインの思想を倫理、社会・政治との関連で読み解き深い理解へと誘っていくが、それらはいままでのクライン関連書には見られなかった本書の特徴の一つとなっている。クライン派精神分析を学び・読み解くための最適なテキスト。

目次

  • 1(クラインの初期の仕事—子どもの養育、教育そして子どもの分析;知識愛‐理解することへの愛とその制止;子どもの分析における技法;喪の哀悼、抑うつポジションの発見、そしてエディプス発達理論に関する抑うつポジションの発見が意味すること;スプリッティング、妄想‐分裂ポジションおよび投影同一化の概念;『児童分析の記録』の独自性;羨望と感謝)
  • 2(第2部へのイントロダクション—倫理、美学、社会そしてメラニー・クラインの仕事;クライン派の倫理—愛と憎しみの道徳性;クライン派の美学;クラインと社会)

「BOOKデータベース」 より

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