世界を環流する「インド」 : グローバリゼーションのなかで変容する南アジア芸能の人類学的研究
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書誌事項
世界を環流する「インド」 : グローバリゼーションのなかで変容する南アジア芸能の人類学的研究
青弓社, 2021.1
- タイトル別名
-
世界を環流するインド
- タイトル読み
-
セカイ オ カンリュウ スル インド : グローバリゼーション ノ ナカ デ ヘンヨウ スル ミナミアジア ゲイノウ ノ ジンルイガクテキ ケンキュウ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- グローバリゼーションと〈インド〉文化の環流を芸能からみる / 松川恭子著
- 越境し環流する音楽文化 / 田森雅一著
- 「愛」を歌うスーフィー歌謡 / 村山和之著
- インドの宗教歌謡キールタンの越境 / 小尾淳著
- 民謡の共和国 / 橘健一著
- インド北東部ナガランド州にみるローカリティの再創造 / 岡田恵美著
- ふさわしいリズムを求めて / 山本達也著
- パチもんの逆襲 / 杉本良男著
- 「傍流」としての地域芸能が生み出す故郷とのつながり / 松川恭子著
- インド舞踊のグローバル化の萌芽 / 竹村嘉晃著
- 見え隠れする芸能の宗教性 / 古賀万由里著
- 南インド古典音楽・舞踊の環流 / 寺田吉孝著
内容説明・目次
目次
- グローバリゼーションと“インド”文化の環流を芸能からみる
- 第1部 ワールドミュージックの拡張と展開(越境し環流する音楽文化—フランスでのインド伝統音楽の再帰的グローカル化;「愛」を歌うスーフィー歌謡—カウワーリーの現在を中心に;インドの宗教歌謡キールタンの越境—宗教実践とポピュラー音楽の間)
- 第2部 局地的フローにみるローカルとグローバルの交渉(民謡の共和国—ネパールでのロクギートの流動と歴史的展開;インド北東部ナガランド州にみるローカリティの再創造—ポピュラー音楽振興政策とフェスを通して「つながる」ナガの若者たち;ふさわしいリズムを求めて—チベタン・ポップ歌手のレコーディング過程からみるグローバル化の様相)
- 第3部 リージョナリティを媒介するフローの環流(パチもんの逆襲—インド映画の二十一世紀;「傍流」としての地域芸能が生み出す故郷とのつながり—湾岸アラブ諸国クウェートでのゴア・クリスチャンのティアトル劇実践)
- 第4部 南アジア系舞踊のグローバルなネットワークと環流(インド舞踊のグローバル化の萌芽—ある舞踊家のライフヒストリーをもとに;見え隠れする芸能の宗教性—マレーシアでのインド舞踊の存在;南インド古典音楽・舞踊の還流)
「BOOKデータベース」 より