『白鯨』探求 : メルヴィルの「運命」
著者
書誌事項
『白鯨』探求 : メルヴィルの「運命」
小鳥遊書房, 2020.12
- タイトル別名
-
白鯨探求 : メルヴィルの運命
- タイトル読み
-
ハクゲイ タンキュウ : メルヴィル ノ ウンメイ
大学図書館所蔵 全41件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
“運命”の問題は、『白鯨』という作品の急所を衝く。エイバブを悲劇的な英雄と見なすのでも、イシュメイルをエイバブの批判者と見なすのでもなく、メルヴィル自身も自覚していなかった運命観を読みとる。それは、エイハブがモービィ・ディックを追跡したように、生に対する最も深い肯定がなされている『白鯨』というテキストそのものを探求(=精読)する行為である。
目次
- クィークェグの樫棒
- イシュメイルの急場の産婆術
- イシュメイルの、エイハブとの近さと隔たり
- エイハブの狂気のかたち
- 個体であること
- エイハブの悪と神の悪
- “性格”としての“運命”
- “全体”の相貌—海・白さ・捕鯨
- 鯨のレッスン
- 鯨の“かたち”を歌う
- 「物語作者」イシュメイルの脱皮
- いかにして“中心”に向かうか
- 世界と交わる
「BOOKデータベース」 より