西洋古代の地震
著者
書誌事項
西洋古代の地震
京都大学学術出版会, 2021.2
- タイトル別名
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Erdbeben, das aussergewöhnliche Normale : zur Rezeption seismischer Aktivitäten in literarischen Quellen vom 4. Jahrhundert v. Chr. bis zum 4. Jahrhundert n. Chr.
- タイトル読み
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セイヨウ コダイ ノ ジシン
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内容説明・目次
内容説明
古代ギリシア・ローマの民は地震を通じて神々の意図を読み取った。海神ポセイドンが引き起こす地震は、いわば神と人とのコミュニケーションの手段であった。前4世紀から後4世紀にいたる膨大な古典文献を判読し、神話的な説明から哲学者・科学者が脱神話的な原因の探究に至る記録をたどる。
目次
- 第1章 問題への手引き
- 第2章 地中海圏における地震活動—地震構造的な概観
- 第3章 古代における地震理論—アリストテレスからアンミアヌス・マルケッリヌスまで
- 第4章 地震活動の受けとめ方と記述—ヘロドトスからアンミアヌス・マルケッリヌスまで
- 第5章 古代ギリシア・ローマにおける神々と人間の間のコミュニケーション手段としての地震
- 第6章 地震—古代の記述の意図と、時間連続体におけるその発展(要約と展望)
「BOOKデータベース」 より