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対抗する言語 : 日常生活に潜む言語の危うさを暴く

柿原武史 [ほか] 編著

三元社, 2021.1

Title Transcription

タイコウ スル ゲンゴ : ニチジョウ セイカツ ニ ヒソム ゲンゴ ノ アヤウサ オ アバク

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Note

その他の編著者: 仲潔, 布尾勝一郎, 山下仁

文献あり

Contents of Works

  • 少数言語は21世紀を生き残れるのか : スペインの地域言語をめぐる問題から考える / 柿原武史著
  • 多言語社会ルクセンブルクにおける言語イデオロギーの「対抗」 / 小川敦著
  • 台湾における「外国にルーツを持つ人々」のための言語支援 : 外国籍配偶者と外国籍労働者を中心に / 松永稔也著
  • インドネシアの「統一の中の多様性」: 言語という枠組みによる集団の諸相 / 中谷潤子著
  • 「対抗しない」アフリカ型多言語主義の可能性 : タンザニアの言語状況を事例に / 沓掛沙弥香著
  • 対抗する言語としてのアイオレオ語 : ボリビア・パラグアイ国境線からのまなざし / 寺尾智史著
  • 日本における日本語教育政策とその課題 / 布尾勝一郎著
  • 英語教授法をめぐる言説に内在する権力性 / 仲潔著
  • 対抗するための言葉としての「コミュニケーション」 : 英語教育の現場から / 榎本剛士著
  • 言語的弱者への見えにくい排外主義と対抗理論 : 障害者を中心に、外国人・非識字者も視野に入れて / 中島武史著
  • 怒りの隠蔽 : 聞き手に怒りをもたらす言語機能について / 山下仁著

Description and Table of Contents

Description

本書に通底する基本的なテーマは、社会における言語問題および言語政策・言語教育政策である。言語をめぐる昨今の議論や動向をみてみると、世の中の危うさが浮き彫りとなる。「グローバル時代だから」「多文化共生のために」「バリアフリーをめざして」などの美辞麗句が並べられ、誰も反対できないようなスローガンが掲げられる—。そんなときにこそ、日常生活に根付く言語問題・言語(教育)政策の背後にある諸問題を明るみに出し、批判的な眼差しを持ち、思考停止に陥ることなく、本質を見失うことなく議論していかねばならない。

Table of Contents

  • 少数言語は21世紀を生き残れるのか—スペインの地域言語をめぐる問題から考える
  • 多言語社会ルクセンブルクにおける言語イデオロギーの「対抗」
  • 台湾における「外国にルーツを持つ人々」のための言語支援—外国籍配偶者と外国籍労働者を中心に
  • インドネシアの「統一の中の多様性」—言語という枠組みによる集団の諸相
  • 「対抗しない」アフリカ型多言語主義の可能性—タンザニアの言語状況を事例に
  • 対抗する言語としてのアイオレオ語—ボリビア・パラグアイ国境線からのまなざし
  • 日本における日本語教育政策とその課題
  • 英語教授法をめぐる言説に内在する権力性
  • 対抗するための言葉としての「コミュニケーション」—英語教育の現場から
  • 言語的弱者への見えにくい排外主義と対抗理論—障害者を中心に、外国人・非識字者も視野に入れて
  • 怒りの隠蔽—聞き手に怒りをもたらす言語機能について

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