野口米次郎と「神秘」なる日本

書誌事項

野口米次郎と「神秘」なる日本

堀まどか著

(人文学のフロンティア : 大阪市立大学人文選書, 8)

和泉書院, 2021.1

タイトル別名

野口米次郎と神秘なる日本

タイトル読み

ノグチ ヨネジロウ ト シンピ ナル ニホン

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注記

本書に関連する年譜: p194-206

内容説明・目次

内容説明

明治中葉、日本人青年が単身、太平洋を渡っていった。野口米次郎は苦学力行の末、英詩人としてデビューし欧米にその名を知られるところとなり、日本の文学・伝統芸能の世界的価値を欧米に紹介し、ノーベル文学賞詩人タゴールにも比較され、多くの著述をとおして国際的に少なからぬ足跡を残した。日英バイリンガル国際派詩人ヨネ・ノグチ“Yone Noguchi”の前半生を辿るとともに、同時代に雄飛した青年たちの生きざまを探る。

目次

  • 第1章 野口米次郎の日本紹介のなかの神秘性(英国における俳句についての講演;神秘なる詩としての能)
  • 第2章 帰国後の野口米次郎と神秘の関係(日本から発信する日本の神秘;日本文壇のなかでの活動)
  • 第3章 新大陸アメリカのなかの「神秘」志向(秘教思想に出逢った若き日本人たち;シカゴ万国宗教会議と日本の宗教)
  • 第4章 野口米次郎の英詩と宗教性(渡米前後;カリフォルニアという場所から;神秘なる異国の詩人ヨネノグチ)
  • 第5章 「神秘」とその展開(心霊治療家・木村秀雄と、その妻・駒子;宗教、舞踊、社会意識)

「BOOKデータベース」 より

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