タックス・ヘイヴンの経済学 : グローバリズムと租税国家の危機

書誌事項

タックス・ヘイヴンの経済学 : グローバリズムと租税国家の危機

中村雅秀著

京都大学学術出版会, 2021.2

タイトル別名

タックスヘイヴンの経済学

タイトル読み

タックス ヘイヴン ノ ケイザイガク : グローバリズム ト ソゼイ コッカ ノ キキ

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注記

参考文献: p301-310

内容説明・目次

内容説明

IT化によって多国籍企業の経済活動は見えにくくなり、タックス・ヘイヴンによる世界の税収ロスはOECDの試算で2400億ドルを突破した。「パナマ文書」事件は、新しい時代の仕組みが喫緊の課題であることを示している。複雑混迷を極める国際経済の陥穽に切り込んだ一書。

目次

  • タックス・ヘイヴンの起源と定義
  • 直接投資の「幻影化」とオフショア事業体
  • アメリカ多国籍企業のタックス・ヘイヴン利用
  • アップル・アイルランドの租税回避とU.S.法
  • ウルトラM&A、HNWI、オフショア・バンキング脱税
  • サービス貿易とタックス・ヘイヴン
  • 「デジタル・エコノミー」とヨーロッパDSM戦略
  • 知財化、R&Dとパテント・ボックス税制
  • 「シャドー・エコノミー」、タックス・ギャップとBEPS
  • 租税国家の「退場」から「逆襲」へ?:合衆国の場合
  • 国際租税摩擦と「国家の逆襲」:ヨーロッパの場合
  • BEPS(税源浸食・利益移転)の経済学と税制の国際的調整

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC05339490
  • ISBN
    • 9784814003020
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiii, 323p, 図版 [1] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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