書誌事項

異端審問

渡邊昌美 [著]

(講談社学術文庫, [2648])

講談社, 2021.2

タイトル読み

イタン シンモン

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注記

講談社現代新書 (1996年刊) の文庫化

密告、駆け引き、拷問、火刑…。やがて訪れる魔女狩りの季節の前夜に、南フランスを中心に吹き荒れた異端審問の歴史を、あらゆる史料を駆使して克明に描きだす。中世民衆の宗教世界の実相に迫った一冊。

参考書目抄: p196-198

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「すべて殺せ」と宣した十三世紀の熱狂的異端狩りから、冷徹な組織的手続きとして完成された十四世紀を経て、十五世紀スペインでの過酷なユダヤ人・イスラム教徒弾圧へ—。やがて訪れる魔女狩りの季節の前夜に、南フランスを中心に吹き荒れた異端審問の歴史を、あらゆる史料を駆使して克明に描きだす。中世民衆の宗教世界の実相に迫った労作。

目次

  • 第1章 薪と硫黄の匂い—異端審問とは何か
  • 第2章 剣と火と異端者—異端審問の誕生まで
  • 第3章 異端審問創設の頃
  • 第4章 異端審問の制度化
  • 第5章 審問官ベルナール・ギー
  • 第6章 裁かれる者たち
  • 第7章 スペインの火刑台

「BOOKデータベース」 より

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