「くだらない」文化を考える : ネットカルチャーの社会学

書誌事項

「くだらない」文化を考える : ネットカルチャーの社会学

平井智尚著

七月社, 2021.1

タイトル別名

くだらない文化を考える : ネットカルチャーの社会学

タイトル読み

クダラナイ ブンカ オ カンガエル : ネット カルチャー ノ シャカイガク

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注記

参考文献: p291-307

内容説明・目次

内容説明

炎上、祭り、ネットスラング、アスキーアート、オフ会、MMD、MAD…。「2ちゃんねる圏」を舞台にネットユーザーが生み出した「くだらない」「取るに足らない」文化は、それゆえに論じられないままでよいのか。SNS全盛の現代、オワコンといわれる「2ちゃんねる圏」の文化に、社会学の知見を用いて大まじめに切り込む、ネットカルチャー論。

目次

  • 第1章 ネットカルチャー研究の発展に向けて—ポピュラー文化と参加文化の視点から
  • 第2章 インターネット上のニュースとアマチュアによる草の根的な活動
  • 第3章 インターネットを通じて可視化されるテレビ・オーディエンスの活動—公共性への回路
  • 第4章 インターネット上のアマチュア動画に見られる「カルト動画」
  • 第5章 オンライン・コミュニティの多様化と文化現象—「下位文化理論」を手がかりとして
  • 第6章 インターネットにおける炎上の発生と文化的な衝突
  • 第7章 ネットスラングの広がりと意味の変容—「リア充」を事例として
  • 第8章 ネットユーザーによるコンテンツへの関与をめぐる批判的考察—2ちゃんねるのまとめサイト騒動を事例として
  • 第9章 インターネット空間における「ネタ」の意味—「遊び」の研究を手がかりとして
  • 終章 ネットカルチャー研究の課題

「BOOKデータベース」 より

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