福祉政策とソーシャルワークをつなぐ : 生活困窮者自立支援制度から考える

書誌事項

福祉政策とソーシャルワークをつなぐ : 生活困窮者自立支援制度から考える

椋野美智子編著

ミネルヴァ書房, 2021.3

タイトル読み

フクシ セイサク ト ソーシャル ワーク オ ツナグ : セイカツ コンキュウシャ ジリツ シエン セイド カラ カンガエル

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注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • 二項対立構造分析のための視座 / 椋野美智子, 廣野俊輔著
  • 障害者と非障害者 : すべての人が「障害」をもちうる事を前提とした仕組みの必要性 / 廣野俊輔著
  • 一般就労と福祉的就労 : 就労困難者にたいする就労支援の課題 / 阿部誠著
  • 住居確保と生活支援 : 「新しい」居住支援のための視座 / 野村恭代著
  • 職権主義と申請主義 : 意思決定を支援するアドボカシーの確立 / 椋野美智子著
  • 現金給付とサービス給付 : 生活困窮者支援におけるニードと資源 / 垣田裕介著
  • 国と地方・行政と民間 : 多様な主体によるパートナーシップの構築 / 椋野美智子著
  • 公平と裁量 : 専門性に裏づけられた裁量 / 椋野美智子著
  • 小地域と広域 : 専門職と非専門職の役割 / 岩間伸之, 野村恭代著
  • 二項対立構造を乗り越えるために : 福祉政策とソーシャルワークをつなぐ / 椋野美智子著

内容説明・目次

内容説明

二〇一五年に創設された生活困窮者自立支援制度は「制度の適用」から「支援のための制度・資源の活用」へという視座の転換を支援者に促し、既存の福祉政策に内在する様々な課題を改めて浮き彫りにした。本書ではそれらを八つに整理・分析し、制度・支援の分立および原理の対立構造を明らかにする。その上で、「ソーシャルワークが制度の限界を補完し、制度がソーシャルワークを強化」できるよう、ソーシャルワークを核に据えたものに福祉政策を再編する必要性を提言する。「地域共生社会」時代の福祉政策・ソーシャルワークのあり方を考える上で必読の一冊。

目次

  • 序章 二項対立構造分析のための視座
  • 第1章 障害者と非障害者—すべての人が「障害」をもちうる事を前提とした仕組みの必要性
  • 第2章 一般就労と福祉的就労—就労困難者にたいする就労支援の課題
  • 第3章 住居確保と生活支援—「新しい」居住支援のための視座
  • 第4章 職権主義と申請主義—意思決定を支援するアドボカシーの確立
  • 第5章 現金給付とサービス給付—生活困窮者支援におけるニードと資源
  • 第6章 国と地方・行政と民間—多様な主体によるパートナーシップの構築
  • 第7章 公平と裁量—専門性に裏づけられた裁量
  • 第8章 小地域と広域—専門職と非専門職の役割
  • 終章 二項対立構造を乗り越えるために—福祉政策とソーシャルワークをつなぐ

「BOOKデータベース」 より

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