スポーツとフーコー : 権力、知、自己の変革

書誌事項

スポーツとフーコー : 権力、知、自己の変革

ピルッコ・マルクラ, リチャード・プリングル著 ; 千葉直樹訳

晃洋書房, 2021.2

タイトル別名

Foucault, sport and exercise : power, knowledge and transforming the self

スポーツとフーコー : 権力知自己の変革

タイトル読み

スポーツ ト フーコー : ケンリョク、チ、ジコ ノ ヘンカク

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注記

原著 (Routledge, 2006) の翻訳

参考文献: 巻末p3-21

内容説明・目次

内容説明

フーコーの理論と身体文化の接続。フーコーが残した多くの思索は、いまなお人びとを魅了しつづけている。この本では、スポーツとフーコーの接続を試みる。スポーツと身体活動という文脈における権力関係、知の構築、自己の形成におけるフーコーの枠組みを整理し、フーコーの概念・理論が、スポーツ実践において多くの示唆を与えるものであることを丁寧に解説し、フーコーの思索が新たなスポーツ研究を生み出す有効な手立てであることを示す。北米スポーツ社会学会書籍賞受賞作。

目次

  • 1部 権力、知、自己 フーコー派理論への導入(ミシェル・フーコーへの導入;支配のテクノロジー)
  • 2部 スポーツと運動における身体と生きた経験に関するフーコー派の解釈(知と真理;運動;スポーツとジェンダー化された身体の言説構築;ラグビー経験の言説分析とジェンダー・アイデンティティの構築)
  • 3部 倫理的な自己様式化の美学(自己のテクノロジー;美的な自己様式化;自己への配慮の倫理;真理の倫理的なゲーム)

「BOOKデータベース」 より

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