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法哲学者H.L.A.ハートの生涯 : 悪夢、そして高貴な夢

ニコラ・レイシー著 ; 中山竜一, 森村進, 森村たまき訳

岩波書店, 2021.2

Other Title

A life of H.L.A. Hart : the nightmare and the noble dream

法哲学者HLAハートの生涯 : 悪夢そして高貴な夢

Title Transcription

ホウ テツガクシャ H.L.A. ハート ノ ショウガイ : アクム、ソシテ コウキナ ユメ

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Note

原著 (Oxford University Press, 2004)の全訳

文献: 巻末p14-24

Description and Table of Contents

Description

学者としての最盛期を迎えつつあったハートは、渡米してフラーとの論争やロールズとの出会いを経験、帰国後は『法における因果性』や『法の概念』といった記念碑的著作を次々と完成させる。やがて衰えを感じ始めた彼を、後継者に抜擢したドゥオーキンとの確執や妻のスキャンダル報道といった苦難が襲う—。波乱に満ちた人生と英国知識社会の実相を豊要な資料に基づいて浮き彫りにした興味尽きない傑作評伝。

Table of Contents

  • 第3部 黄金時代(続き)(イギリス人の目を通して見たアメリカ法理学—ハーヴァード大学一九五六‐五七年期;哲学という視座からみた法—『法における因果性』と『法の概念』;西と東、カリフォルニアとイスラエル—『法・自由・道徳』、「ケルゼン訪問」、『刑法の道徳性』;規律、刑罰、責任)
  • 第4部 講座を退いた後で(年老いた改革者と旧弊家の若者たち—ベンサムとブレイスノーズ;悪夢、そして高貴な夢)

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