日本中世史入門 : 論文を書こう
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日本中世史入門 : 論文を書こう
勉誠出版, 2021.3
増補改訂新版
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ニホン チュウセイシ ニュウモン : ロンブン オ カコウ
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文献あり
Contents of Works
- 「歴史学」を学ぶということ
- 論文を書こう : 歴史学研究の方法を学ぶ
- 中世摂関家論 : 中世的権門としての摂関家 / 高松百香 [執筆]
- 院政論 : 政治史と家族史の融合 / 佐伯智広 [執筆]
- 平家政権論 : 平家政権論の軌跡とこれから / 前田英之 [執筆]
- 中世前期国家財政論 : 税制・財政史から中世国家・社会の成立を考えるために / 守田逸人 [執筆]
- 荘園史研究 : 中世天皇家の荘園の意味を考える / 野口華世 [執筆]
- 中世武士論 : 中世武士のとらえ方はどう変わったか / 伊藤瑠美 [執筆]
- 鎌倉幕府論 : 中世の特質を明らかにする / 秋山哲雄 [執筆]
- 鎌倉幕府文士論 : 鎌倉幕府を支える様々な人々 / 赤澤春彦 [執筆]
- 鎌倉期守護論 : 幕府による全国統治の実態に迫る / 西田友広 [執筆]
- 中世前期法制史研究 : 鎌倉幕府の法と裁判へのまなざし / 木下竜馬 [執筆]
- 鎌倉幕府御家人制論 : 鎌倉幕府御家人制が中世後期に遺したもの / 清水亮 [執筆]
- 中世武士団論 : 中世の武士と社会の特質を考える / 田中大喜 [執筆]
- 朝廷下級官人論 : 朝廷を支える官僚システム / 遠藤珠紀 [執筆]
- 室町殿論 : 新たなる権力者像の〈発見〉 / 大田壮一郎 [執筆]
- 室町期守護論 : 室町期守護論の「これまで」と「これから」 / 大薮海 [執筆]
- 中世後期法制史研究 : 室町幕府法からみた中世後期の「法」の特質 / 松園潤一朗 [執筆]
- 中世寺院史 : 中世寺院と顕密体制を考える / 石田浩子 [執筆]
- 中世村落・環境史 : 生活の舞台としての村落をどうとらえるか / 高木徳郎 [執筆]
- 中世交通・流通論 : 水陸のみちを考える / 藤本頼人 [執筆]
- 中世経済史 : 中世人の生活を探る / 川戸貴史 [執筆]
- 中世都市論 : 都市の輪郭について考える / 三枝暁子 [執筆]
- 中世身分論 : 身分と集団から中世社会を考える / 辻浩和 [執筆]
- 中世東国史研究 : 地域史と国家史のあわいで / 植田真平 [執筆]
- 中世日本・東アジア交流史 : 外国との関わりを考える / 伊川健二 [執筆]
- 中世日本境界領域論 : 東アジア交流の玄関口としての境界領域 / 荒木和憲 [執筆]
- 古文書学を学ぶ人のために : 「史料論の時代」における古文書学の可能性 / 佐藤雄基 [執筆]
- 中世絵画史料論 : 絵画にかくされたもうひとつの日本文化 / 黒田智 [執筆]
- 中世考古資料論 : 中世考古学の方法 / 村木二郎 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
「歴史」はたんに過去の出来事をわれわれに伝えるのではなく、現代そして未来の人々の動向を規定する「力」を持っている。そこに学問として歴史を学ぶ意義が存在している。それでは、われわれはどのように歴史と対話すべきなのか—歴史学の基本である論文執筆のためのメソッドと観点を日本中世史研究の最新の知見とともにわかりやすく紹介、歴史を学び、考えることの醍醐味を伝授する。
Table of Contents
- 1 「歴史学」を学ぶということ(「科学」としての歴史学;歴史学の醍醐味;史料批判と史料操作 ほか)
- 2 論文を書こう—歴史学研究の方法を学ぶ(テーマを決める;参考文献を読む;史料を読む ほか)
- 3 日本中世史研究の現在(中世摂関家論—中世的権門としての摂関家;院政論—政治史と家族史の融合;平家政権論—平家政権論の軌跡とこれから ほか)
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