鎌倉仏教
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鎌倉仏教
(角川選書, 648)
KADOKAWA, 2021.3
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カマクラ ブッキョウ
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Note
引用文献ならびに主要参考文献: p253-257
Description and Table of Contents
Description
栄西、道元、法然、親鸞、日蓮、一遍。現代まで続く一大宗派を築いた鎌倉新仏教の宗祖たちだが、あまりに独創的なその教えは、当時の社会常識を覆し、体制側から異端視された。伝統の枠組みを逸脱し、自分の心に偽らず、仏教と真摯に向かい合う—多様化した仏教を坐禅・念仏・信心・唱題の一行に統合する「専修」に焦点を当て、そこに込められた彼らの思いに注目。数数の法難を経験してなお深化していった「異端」の思想に迫る。
Table of Contents
- 序章 昏迷の現代—今なぜ鎌倉仏教なのか
- 第1章 専修の意味—オールインワンという視点
- 第2章 平安の仏教—最澄と空海
- 第3章 栄西の仏教—兼修禅
- 第4章 道元の仏教—只管打坐
- 第5章 法然の仏教—念仏
- 第6章 親鸞の仏教—信心
- 第7章 日蓮の仏教—唱題
- 第8章 一遍の仏教—名号
- 終章 異端の価値—宗派仏教の未来
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