中世教皇史
著者
書誌事項
中世教皇史
八坂書房, 2021.2
改訂増補版
- タイトル別名
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The medieval papacy
- タイトル読み
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チュウセイ キョウコウシ
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注記
原書 (London : Thames and Hudson, 1968) の翻訳
歴代教皇一覧: 巻末p11-26
文献案内: 巻末p27-37
教皇権を「本質的には中世ヨーロッパで生まれた」ものと喝破し、西欧中世の実社会の動向の中に、その興隆と衰退の実態を見定め、物語性豊かに描き出した名著。訳註や教皇一覧を増補した新版。図版も多数収録する。
内容説明・目次
内容説明
歴史の中の教皇—その実像に迫る。教皇権を「本質的には中世ヨーロッパで生まれた」ものと喝破し、西欧中世の実社会の動向の中に、その興隆と衰退の実態を見定め、物語性豊かに描き出した名著。歴史の靄に包まれた「ヴァティカン以前」の教皇と教皇庁の本質を鮮やかに炙りだす。訳註や巻末の教皇一覧を増補した待望の新版。図版多数。
目次
- 序 中世の教皇権
- 第1章 始まり(ローマ司教;ローマ帝国下の教皇権;教皇権の解放)
- 第2章 中世教皇権の勃興(教皇権とフランク人;西欧人とローマ皇帝権と教皇権)
- 第3章 改革の時代(改革運動の始まり;グレゴリウス七世と叙任権闘争;教皇政府の発展;十二世紀の教皇たち)
- 第4章 教皇君主制(中世教皇権の危機;教皇の「バビロン捕囚」;大シスマ(教会大分裂))
- 第5章 新時代の幕開け
「BOOKデータベース」 より