なぜ道徳的であるべきか : Why be moral? 問題の再検討

Bibliographic Information

なぜ道徳的であるべきか : Why be moral? 問題の再検討

杉本俊介著

(大阪経済大学研究叢書, 第92冊)

勁草書房, 2021.2

Other Title

なぜ道徳的であるべきか : Why be moral問題の再検討

Title Transcription

ナゼ ドウトクテキ デ アルベキカ : Why be moral? モンダイ ノ サイケントウ

Note

なぜ道徳的でなければならないのか。自己利益のため? そもそもそんなこと問うこと自体が無意味? さまざまな論点を解きほぐし、哲学史上の「難問」へといざなう、倫理学の冒険。

博士学位請求論文「'Why Be Moral?'問題の再検討」 (京都大学, 2015年) をもとに加筆・修正したもの

参考文献一覧: p257-274

Description and Table of Contents

Description

自己利益のため?そもそも、そんなこと問うこと自体が無意味?人生の意味?さまざまな論点を解きほぐし、哲学史上の「難問」へといざなう。「道徳的であるべき理由」をめぐる倫理学の冒険。

Table of Contents

  • 序 「なぜ道徳的であるべきか」を問う意義
  • 第1部 Why be moral?問題とは何か(問題設定の難しさ)
  • 第2部 Why be moral?問題の前提を問い直す(道徳的でなくてもよいという立場;道徳的であるべきだが、道徳的であるべき理由は存在しないという立場)
  • 第3部 自己利益の観点からの理由(ホッブズ主義;道徳と自己利益の調停;現在地点の確認:プリチャードのジレンマをどう解釈すべきか)
  • 第4部 実践理性の観点からの理由(人生の意味;他者の利益;自律;実践理性それ自体;道徳的であるべき理由としての実践理性)
  • 日本でのWhy be moral?論争

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Details
  • NCID
    BC05873425
  • ISBN
    • 9784326102914
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    vii, 282p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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