中世の博多とアジア

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中世の博多とアジア

伊藤幸司著

勉誠出版, 2021.2

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チュウセイ ノ ハカタ ト アジア

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Note

索引: 巻末p1-14

参考文献一覧: 巻末p15-30

Contents of Works

  • 中世博多研究の潮流
  • 港町複合体としての中世博多湾
  • 中世博多の海商と海の道
  • 日朝関係における偽使の時代
  • 中世後期の博多とアジア
  • 宗教都市博多の中世
  • 博多と鎌倉
  • 首羅山・油山と東アジア
  • 中世の崇福寺をめぐって
  • 博多聖福寺と臨済宗幻住派
  • 聖福寺古図と承天寺古図
  • 湖心碩鼎『頤賢録』について
  • アジアのなかの港市博多

Description and Table of Contents

Description

中世日本においてアジアへの窓口であり、アジアにおける日本への窓口でもあった博多。アジアの海商が来航する博多での貿易活動は、民間取引や国家外交など、多様で広範な国際交流のなかで展開されていた。また、博多で展開する宗教勢力は、こうした国際交流と密接不可分の状況で展開し、その影響はネットワークを通じて広く列島の各所にも及んでいた。中世の博多をもっとも特徴付ける要素である「貿易」と「宗教」という視角から俯瞰的に考察し、中世日本最大の国際貿易港であり、東アジア海域有数の港湾都市であった博多の実像に迫る。国際交流史、都市史、流通史、宗教史を架橋する新知見を提示。

Table of Contents

  • 中世博多研究の潮流
  • 第1部 貿易都市博多(港町複合体としての中世博多湾;中世博多の海商と海の道—南島路をめぐって;日朝関係における偽使の時代—博多商人の視角から;中世後期の博多とアジア)
  • 第2部 宗教都市博多(宗教都市博多の中世—寺社を中心として;博多と鎌倉—鎌倉時代の日本禅宗界;首羅山・油山と東アジア;中世の崇福寺をめぐって;博多正福寺と臨済宗幻住派)
  • 第3部 博多の史料研究(聖福寺古図と承天寺古図—描かれた戦国時代の博多;湖心碩鼎『頤賢録』について)
  • アジアのなかの港市博多
  • 史料編 湖心碩鼎『頤賢録』

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