遺伝子 : 親密なる人類史
著者
書誌事項
遺伝子 : 親密なる人類史
(ハヤカワ文庫, NF572,
早川書房, 2021.3
- 下
- タイトル別名
-
The gene : an intimate history
- タイトル読み
-
イデンシ : シンミツ ナル ジンルイシ
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注記
監修: 仲野徹
参考文献: p525-531
内容説明・目次
内容説明
2000年代初頭、人間の全遺伝情報=ヒトゲノムがついに解読された。その後まもなく、山中伸弥らがiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に成功。そして今、ジェニファー・ダウドナらが開発した新技術「CRISPR/Cas9」により、人類は「ゲノム編集」の時代を迎えている。自らの設計図を望み通りに書き換えられるようになったとき、人間の条件はどう変わるのか?科学と倫理のせめぎ合いを圧倒的なストーリーテリングで描く傑作。
目次
- 第4部 「人間の正しい研究題目は人間である」—人類遺伝学(一九七〇〜二〇〇五)(父の苦難;診療所の誕生;「介入しろ、介入しろ、介入しろ」;ダンサーたちの村、モグラの地図;「ゲノムを捕まえる」;地理学者;ヒトの本(全二三巻))
- 第5部 鏡の国—アイデンティティと「正常」の遺伝学(二〇〇一〜二〇一五)(「それなら、わたしたちは同じね」;アイデンティティの一次導関数;最終マイル;飢餓の冬)
- 第6部 ポストゲノム—運命と未来の遺伝学(二〇一五〜…)(未来の未来;遺伝子診断—「プリバイバー」;遺伝子治療—ポストヒューマン;エピローグ—分割できるもの、分割できないもの)
「BOOKデータベース」 より