戦国合戦図屏風の歴史学

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戦国合戦図屏風の歴史学

高橋修著

勉誠出版, 2021.2

タイトル読み

センゴク カッセンズ ビョウブ ノ レキシガク

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注記

「令和2(2020)年度日本学術振興会科学研究費助成事業(科学研究費補助金)「研究成果公開促進費」(課題番号JP20HP5079)の助成を受けて刊行」--あとがき

内容説明・目次

内容説明

豪華絢爛!細密の極致!「戦国合戦図屏風」はなぜ作られたのか?「川中島合戦図屏風」「長篠・長久手合戦図屏風」「関ヶ原合戦図屏風」など、主要作品20数点を、歴史学の視点から丹念に読み解き、図像的特徴や成立背景、写本の普及と合戦像の定着、後世の評価について明らかに。長年、合戦図屏風を追究してきた著者による研究成果の集大成。

目次

  • 序論 「戦国合戦図屏風」の世界
  • 第1部 「川中島合戦図屏風」と甲越軍学(紀州本「川中島合戦図屏風」と紀州徳川家;軍学者宇佐美定祐について—紀州本「川中島合戦図屏風」の周辺;甲越軍学の軌跡—山本勘助と宇佐美駿河守を生みだしたもの ほか)
  • 第2部 「長篠・長久手合戦図屏風」(「長篠・長久手合戦図屏風」の概要と論点;「長久手合戦図屏風」の成立と展開;「長篠合戦図屏風」を読む ほか)
  • 第3部 「合戦図屏風」の諸相(「賎ヶ岳合戦図屏風」と『川角太閤記』;「蔚山合戦図屏風」(「朝鮮軍陣図屏風」)の成立と展開;和歌山県立博物館蔵「壬辰倭乱図屏風」について ほか)
  • 総論 総括と課題

「BOOKデータベース」 より

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