修験の縁起の研究 : 正統な起源と歴史の創出と受容

書誌事項

修験の縁起の研究 : 正統な起源と歴史の創出と受容

川崎剛志著

(研究叢書, 534)

和泉書院, 2021.2

タイトル読み

シュゲン ノ エンギ ノ ケンキュウ : セイトウ ナ キゲン ト レキシ ノ ソウシュツ ト ジュヨウ

大学図書館所蔵 件 / 81

この図書・雑誌をさがす

注記

あとがきに「本書は、独立行政法人日本学術振興会令和2年度(2020年度)科学研究費助成事業(科学研究補助金)(研究成果公開促進費・課題番号20HP5038)の助成を受けたもの」とあり

引用テキスト一覧: p203-204

内容説明・目次

内容説明

修験の起源と歴史を紡ぎだした事象を解明。三国伝来の日本仏教の正統の枠外にあった修験が、枠外から枠内へと転じたのは鎌倉後期とされる。その時、どのような創造的な起源と歴史が修験に求められ、現れ、伝えられたのであろうか。本書は、その代表例である『箕面寺縁起』『大峯縁起』『金剛山縁起』を取り上げ、個々の霊山の修造や相論を機に制作された縁起が広く認知され、修験の縁起として機能するに至る過程を解明する。

目次

  • 第1章 院政期における大和国の霊山興隆と縁起
  • 第2章 『箕面寺縁起』—真言密教の血脈への加筆
  • 第3章 『大峯縁起』—奉納された縁起
  • 第4章 『金剛山縁起』—仏典に載る霊山
  • 第5章 熊野御幸再興と笙窟冬籠りの詠歌
  • 第6章 修験の歴史の創出

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ