奈良平安時代史の諸問題
Author(s)
Bibliographic Information
奈良平安時代史の諸問題
(日本史研究叢刊, 37)(龍谷叢書, 55)
和泉書院, 2021.3
- Title Transcription
-
ナラ ヘイアン ジダイシ ノ ショモンダイ
Available at / 88 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
奈良時代政治史の考察と平安時代公卿日記の考証。第一章の奈良時代史は、大伴旅人や黄文王と橘奈良麻呂、藤原仲麻呂、五百枝王と大伴家持を中心に女性にも焦点をあわせて、政治史の動向を究明することを主題とし、第二章の平安時代史は『朔旦冬至部類』『類聚国史』「外記庁例」『土右記』などの典籍・古記録について、その成立や構成、逸文のことなどに論及する。
Table of Contents
- 第1章 奈良時代史の諸問題(大伴旅人小論—長屋王の変との関わりを中心として;橘諸兄と橘奈良麻呂の変;黄文王と橘奈良麻呂;私の仲麻呂像—反逆者像の払拭と政治観;『続日本紀』左右京尹創設条について—春名宏昭氏説への疑問;桓武天皇の皇権確立—〓親王の死をめぐる憶説;志貴皇子系諸王と『萬葉集』の成立—新たに最終編纂者五百枝王試論;付論(一) 市原王と能登内親王の婚姻—志貴皇子と紀朝臣氏の血脈;付論(二) 五百枝王配流の政治背景;大伴家持の娘;橘古那可智の入内と藤原氏)
- 第2章 平安時代史の諸問題(宮内庁書陵部蔵柳原本『朔旦冬至部類』について;『類聚国史』について;「外記庁例」の成立期について;『土右記』と逸文補遺)
- 付章 書評
by "BOOK database"