紛争のインパクトをはかる : 世論調査と計量テキスト分析からみるイラクの国家と国民の再編
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紛争のインパクトをはかる : 世論調査と計量テキスト分析からみるイラクの国家と国民の再編
(シリーズ転換期の国際政治, 14)
晃洋書房, 2021.3
- タイトル読み
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フンソウ ノ インパクト オ ハカル : セロン チョウサ ト ケイリョウ テキスト ブンセキ カラ ミル イラク ノ コッカ ト コクミン ノ サイヘン
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注記
様々なものを破壊する紛争。イラクではとりわけ国民相互のつながりを破壊してきたと論じられるが、それは本当か? 調査の結果明らかになったイラク国民の矛盾した意識を手掛かりに、紛争と国家・国民との関係を分析する。
参照文献: p259-277
人名索引: p279-280
事項索引: p281-284
収録内容
- 紛争の影響を分析する
- 国家建設の蹉跌と非国家アクターの台頭
- 政治不信・強いナショナリズム・国家への期待
- 国民統合の政策とその変化
- 対立が扇動されるとき
- ISは国民の分断を促進したのか
- 宗派主義の強さをはかる
- 紛争が再編する国家と国民
内容説明・目次
内容説明
紛争は何をもたらすのか、影響を可視化する。紛争は様々なものを破壊する。イラクでは、とりわけ国民相互のつながりを破壊してきたと論じられることが多いが、それは本当だろうか?本書では、調査の結果明らかになったイラク国民の矛盾した意識を手掛かりに、紛争と国家・国民との関係を分析する。紛争がイラク政治に与えたインパクトを、独自の世論調査と計量テキスト分析などの斬新な方法論で解明した画期的な研究書。
目次
- 序章 紛争の影響を分析する
- 第1章 国家建設の蹉跌と非国家アクターの台頭
- 第2章 政治不信・強いナショナリズム・国家への期待
- 第3章 国民統合の政策とその変化—新旧学校教科書の比較分析から
- 第4章 対立が扇動されるとき—政党支持構造から宗派対立のサイクルを描き出す
- 第5章 ISは国民の分断を促進したのか—旧バアス党勢力との和解への支持から紛争のインパクトを描き出す
- 第6章 宗派主義の強さをはかる—計量テキスト分析でISのインパクトを描き出す
- 終章 紛争が再編する国家と国民
「BOOKデータベース」 より